最近よく耳にする「IoT」、「Internet of Things」の略で「モノのインターネット」といわれています。パソコンやスマホなどの情報通信機器だけではなく、自動車や家電などの機械や、ドア、窓、机、植物、動物など、あらゆる「モノ」がインターネットとつながることで、生活やビジネスが大きく変化するものです。
IoTは、あらゆるモノの状態をコンピュータで分析することで、今までできなかった新しいサービスを実現することを狙いとしています。新しいサービスといっても、今までの生活がちょっと便利になるとか、今までよりも少し価格が安くなるという程度の、単なる「進歩」ではありません。IoTで目指すところは「イノベーション(革新)」。ちょっと便利、安いではなく、衝撃が走るほど便利、安いというレベル=「イノベーション」を実現できる技術として注目を集めています。
IoTの仕組みはとてもシンプルです。
どのようなモノにセンサーを取り付けるのか、クラウドでどのように情報を分析するかが技術の中心となります。
もちろんIoTも技術の一つですから、特許で保護することができます。
特許分類とは、特許文献を効率的に検索するための分類のことです。
これまでIoTの技術には特許分類が設定されておらず、J-PlatPatにおいて、IoTの技術だけを検索することができませんでした。
今回の新設により、IoTの特許文献を網羅的に検索することができるようになります。IoTの特許分類を指定し検索を行うと、IoTの特許文献を対象に絞り込みをかけて検索を行うことができるのです。
特許分類の新設で特許庁が「世界に先駆けて新設」と銘打っているほど、革新的なことで、今後ますますIoT特許出願が盛んになっていくことが予想されます。
利益の独占に直接貢献する可能性のあるIoT特許ですが、特許の取得は簡単ではありません。
IoTに関しては、仕組みがシンプルなだけにバリエーションが少なく、特許要件のうち特に「新規性」「進歩性」が壁となることが想定されます。
審査基準は、IoTに特化した新規性・進歩性の判断について次の点が述べられていることがポイントです。
当事務所は、情報処理、通信、電子・電気、制御を主力の技術分野とする、ソフトウェア、ビジネスモデル、ネットワーク等のITに高い専門性を有した国内でも数少ない事務所です。
「ITの専門知識」と「審査の仕組み」を知る当事務所で、特許庁の判断を考慮した着目によって取得の可能性を広げます。
事業においては、特許を取得すること自体が目的ではなく、特許を取得・活用することで最終的に事業の利益を向上させることが目指すべき本来の目的です。IoT特許を検討する場合は、まず、どこが特許の対象になるのか、というターゲットを絞り込むことが重要です。
当事務所では、貴社の事業内容及び貴社がターゲットとする市場をしっかりと理解し、それに合った戦略をご提案します。
目指す目的に対し「戦略」をもって臨む、それが当事務所の最大の特徴です。
20年後まで安心。ワンストップでサービスを提供できる事務所です。
特許の権利は20年間。20年後、あなたの事業はどうなっているでしょか。技術は日々進歩して行きます。IoT特許を足がかりに、これからの技術は「ビックデータ」「AI(人工知能)」の技術へと発展していきます。「ビッグデータ」や「AI(人工知能)」もお任せください。
私たちは、20年後も御社の事業が安心して推進できるよう、技術革新の一歩先を見据えて、貴社が必要とする次の一手をアドバイスしていくことができるパートナーであり続けます。
事務所 | 将星国際特許事務所 |
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設 立 | 2009年1月19日 |
代表者 | 弁理士 渡部 仁(登録番号:15515) |
所在地 | 〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-11-14 山中MRビル3F |
電話番号 | 0467-73-8540 |
FAX | 0467-73-8541 |
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